2006年11月

11月29日 不定期日記

リヤカーに荷物を載せて世界中を旅する,通称「リヤカーマン」こと冒険家・永瀬忠志さんののドキュメンタリーをテレビで観て,50歳になるという彼の,人生モチベーションの不条理に巨大なショックと感動を受けました。なぜ?リヤカー?そんなにがんばられても??植村直己賞も受賞されている冒険家ですが,リヤカーって?,,,それ引っ張って砂漠だ僻地だ旅して泣いたり笑ったりしてるわけですよ。壮絶にその行動感情一切の意味がわからない。ただインパクトがものすごい。とにかく面白かった。それは少年の頃に観たケン・ラッセルの映画やレッド・ッエッペリンの爆音にも通じる「なな,なんなんだよ!?」な感覚というか,爆発力は認めざるを得ないものの起爆の必要が理解できないという。思わず著作も購入してしまいました。あ!隣にあるのヌイグルマ−じゃねえか!(やらせ,でも演出の範囲内)

11月24日 不定期日記

本日発売パイン編初版署名に誤植ありバ−ジョンは,ゲットしたならレアというものでしょう。レアといえば,懐かしい「筋少ちゃん祭り」のダイジェストビデオ,などという品が某所で発見されたとのこと。そんなのどこいきゃ観られるのだろう。
本日夕方から歌舞伎町に遊びに行く予定。趣味のバッティングセンターで一汗。150キロのスライダーに挑戦した後,知人たちが楽しいイベントをコマの裏あたりでやっているらしいので,ちょっと,覗きに行こうかなあ。近くのペットショップものぞきます。

11月26日 不定期日記

週刊ヤングジャンプ誌連載「漫画おおぎり」(意外に大変なんですこれ)書いてから借りていた「バトルホ−ク」を観る。
私もたくさんの昭和ヒ−ロ−特撮ドラマを観てきましたが,これはすごすぎる。「ゴッドマン」,中期以降の「ウルトラファイト」に匹敵する志の高さにしびれました。あらゆるシ−ン,迫力の造形,キャラの全員,起こるドラマのなにもかもが完璧に不条理すぎて,もしかして俺は今ヌ−ベルバ−グを観ているのではないかと思うほどの圧倒的なポカ−ン感に奮えます。現れた怪人が主人公たちに「ワハハ!プロとアマチュアの違いを見せてやる」というようなことを言う,,,なんの??,,,私が長者さまになったなら,迷わずバトルホ−クを映画リメイクして全ての創作活動から引退したいよ。あ,これロケ先駒沢公園だな。
写真はグ−の音もでないでいるところ。
全然感動が伝わらないところが当日記のキモですね。

11月25日 不定期日記

飛び入り速報。新宿へいったらたまたま「筋少だらけナイト!」なるイベントをやっていたのでチラリと飛び入りしてしまいました。
筋少のビデオを洪水のように流していました。
リストをもらったので見ると,96年3月日清パワーステイション筋少リベンジ!新曲発表会,97年3月大阪ウオ−ホ−ル奥伝!カルト曲ナイト,97年筋少祭りマッハ!おなじみ曲ナイト,89年サ−カス団ツアー立川市民会館,日本武道館,猫のテブクロツアー渋谷公会堂他大量の楽屋風景,湯沢ポップロケッツ,仙台ロックンロールオリンピック,橘高氏ウエディングライブ,筋少祭り5夜でどや!?最後の聖戦ツアー赤坂BLITZ,商品発売されなかった「バッキ−」「リルカ」「蜘蛛の糸」「トゥル−ロマンス」PV,日比谷野音イベント・トイズボックス,テレビ出演あれやこれや。よくぞこれだけ!のほほん学校に貸し出す予定はないそうなので,今日こられた方々はラッキーだったと思うなあ。

11月23日 不定期日記

最新長編「縫製人間ヌイグルマ−」が12月1日ついに発売です。サイン会が9日に大阪と名古屋で。最近はサイン会ってなんだか恥ずかしくなってきちゃったんですが,応援してくださっている方々と最も近く接する機会ですものね。来年の活動なども尋ねたらうっかりこっそり応えるかもしれませんよ。うっかり言うわよ!

Profile

大槻ケンヂ(筋肉少女帯・特撮)

Burth 1966.2.6

1982年筋肉少女帯結成、1999年脱退後ロックバンド「特撮」結成。ボーカリストとして活動を開始。現在はアンプラグドやソロユニットのLIVE活動も精力的に行っている。
2006年「筋肉少女帯」が8年振りに復活をつげる。
2008年9/21にデビュー20周年記念興業、14年振りの日本武道館公演を開催。
2009年FUJI ROCK FESTIVAL 参加。

また、大槻ケンヂと絶望少女達名義でアニメ「さよなら絶望先生」の主題歌も三作連続でリリース好評を得ている。
他に、新宿ロフトプラスワンで開催している大槻ケンヂの「のほほん学校」は100回を超える おもしろトーク&LIVEイベントといて毎回様々なゲストを迎え行われている。
2010年演劇ユニットプロペラ犬とコラボ 「アウェー インザライフ」にて全編 筋肉少女帯の音楽で構成される。

エッセイスト、小説家としても活躍。SF小説の星雲賞2年連続受賞。
『くるぐる使い』で吉川英治文学新人賞候補。
02年自伝的小説『リンダリンダラバーソール』を上梓。
現在、WEEKLY「ぴあ」にてエッセイ「神菜、頭をよくしてあげよう」連載中。
最新刊はメディアファクトリーより長編小説「縫製人間ヌイグルマー」、 ぴあ「人として軸がぶれている」など。
そして、2007年青春長編小説「グミ・チョコレート・パイン」が待望の映画化。
監督はナゴムの盟友ケラリーノ・サンドロヴィッチ。音楽は電気グルーブが担当。

外部リンク
CD

6/2 NEW ALBUM「蔦からまるQの惑星」
¥3,000(税込)

書籍

『縫製人間ヌイグルマー』

出版社:角川文庫

発売日:8/25

価格:¥660(税込)

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